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組合員(酪農家)が生乳・牛肉を生産するのに必要な資材(飼料・資材など)を一括大量購入し、安価で品質の良いものを提供します。
営農や資材供給を担当する職員は、研修会や講習会に積極的に参加し、知識と技術を習得し、組合員の負託に応えるべく定期的な農家巡回を行っています。
平成25年度においては、二つの飼料工場を三次市三和町の「みわTMRセンター」に統合し、総事業費148,424千円を投じて施設整備を行い、飼料安全法を遵守し、高品質なTMR飼料(※1)を製造販売しています。
また、TMR飼料の原材料の一部を輸入粗飼料から国産の飼料イネ(品種「たちすずか」、「たちあやか」)等に置き換えてコスト抑制を図る観点から、県内の農業生産法人等と連携し、飼料イネの原料確保に取り組んでいます。
(※1)Total Mixd Rationの略=発酵混合飼料
消費者への「食の安全・安心」の関心が高まる中、トレーサビリティ(流通履歴管理)システムを導入し、コンピュータによるロット毎の管理で生産履歴が追跡できる体制としています。
組合員が生産した県産牛乳や乳製品などの消費拡大・地産地消運動に努めています。また、組合のアンテナショップとして「ミルクファームHARU」の店舗では、地元で採れた生乳を使用し、手作りアイスクリームの製造・販売を行っております。
三次クーラーステーション
組合員等が生産した生乳を、組合員から委託を受け、中国ブロックをエリアとした中国生乳販売農業協同組合連合会(広域指定団体)と連携して、乳業会社へ有利に販売します。これには、当組合の”広域需給調整施設”の機能を活かして、組合員からの生乳集荷と乳業会社への送乳など、経費を抑えて合理的に行うことも当組合の取り組みです。
組合員の良質かつ衛生的乳質に優れる生乳生産と出荷にかかる改善指導に積極的に取り組んでおります。
食品衛生法(平成15年5月30日公布・平成18年5月29日施行)で食品中に残留する農薬動物用医薬品及び飼料添加物の残留規制を強化するポジティブリスト制の導入が決定しました。
このことを受けて、生乳を出荷する組合員においても、乳用牛(搾乳牛)への抗生物質等使用後における生乳出荷制限期限を厳守するなど食の安全・安心にかかる一義的責任を果たすことが極めて重要であります。
当組合としては、このポジティブリストにかかる生乳出荷組合員自らの責任のもとに所定の記録・帳簿への記帳と保管が適切となるよう指導・支援を積極的に取り組んでおります。
北海道の育成牧場に預託し育成管理
搾乳用後継牛対策として、北海道等から乳用牛を導入し、組合員へ斡旋しています。また、組合員の子牛(育成牛)を北海道の公共牧場などに預け、丈夫な搾乳用素牛として組合員のもとへ戻す預託事業に取り組んでおります。
組合員による乳質管理技術の普及と飼養管理技術の向上のため、牛群能力検定データや遺伝的能力による乳用牛の改良データをもって科学的に分析し、技術指導と経営指導を行っています。
組合員が必要とする糞尿処理機械や搾乳機器などの貸付けを行い、組合員の計画的機械更新と資金的負担を軽減することで経営を支援しています。
周年拘束性の高い酪農業において、冠婚葬祭や傷病時に酪農家に代わって搾乳や除糞等の酪農作業を行います。これによって、ゆとりある酪農の実現を目指しています。
組合員の飼養する乳用牛の個体毎の泌乳量、乳成分率、体細胞数、濃厚飼料給与量、繁殖成績、体重などを測定・記録し、その結果を低能力牛の淘汰や飼養管理の改善などに活用し、組合員の酪農経営における生産性の向上を図っています。
酪農家の福利充実を含む相互扶助の精神のもと、「酪農共済」を推進しています。
コミュニケーション情報誌「らくのうだより」を毎月発刊し、地域情報や技術指導、県内の酪農情勢などの情報提供を行っています。
また、組合員の保有するファクシミリによる情報提供サービス「もーもーファックス」で乳質検査情報の提供やホームページでリアルタイムに情報を提供しています。
平成18年9月に設立し、広酪の組合員が組織する酪農女性グループの活動を円滑に進めるとともに会員相互間の交流を図り、もって、酪農業の健全なる発展に寄与することを目的に研修会や意見交換会等の事業を展開しています。
酪農ヘルパー事業の円滑な運営を図るための基金管理
乳業各社並びに牛乳販売店との連携により牛乳、乳製品の消費拡大のため活動
酪農予算や酪農施設の施策要請など活動
乳用牛の体型・能力ともに改良に挑む有志の活動
酪農家の女性・青年を中心とした組織活動